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【ダイソー・セリア】100均の筆ペンと練習帳が教えてくれた「始める勇気」の大切さ

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「字が下手で、本当に恥ずかしい…」

友人の結婚式で、ご祝儀袋に名前を書いた時、改めて自分の字の汚さに愕然としました。

バランスが悪い。線が震えている。小学生の時から、ずっとこうでした。

「大人なのに、この字…」

周りの友達が書いたご祝儀袋と比べると、自分のだけ明らかに見劣りします。

特に、筆ペンで書くと、もう最悪。線がガタガタで、太さもバラバラ。とても人に見せられるレベルじゃありません。

「字が上手くなりたい」

そう思いました。でも、すぐにこうも思いました。

「今更、字の練習なんて…恥ずかしいし、面倒だし、どうせ続かないだろうな」

結局、何もせずに日々が過ぎていきました。

それから数ヶ月後。

たまたま立ち寄ったダイソーで、ふと目に留まったものがありました。

「筆ペン練習帳」110円。

そして、その隣には「筆ペン」これも110円。

「…220円か」

手に取って、ページをめくってみました。

練習帳には、ひらがな、カタカナ、漢字の手本が印刷されていて、その上をなぞって練習できるようになっています。

「これなら…ちょっとやってみようかな」

220円。コンビニでお菓子を買うのと同じくらいの値段。

これくらいなら、たとえ続かなくても、諦めがつきます。

「ダメ元で、やってみるか」

そう思って、筆ペンと練習帳を買いました。

これが、私と100均の筆ペン練習との始まりでした。

そして、この220円が、私の「字へのコンプレックス」と、「自分への自信」を、少しずつ変えていくことになります。

筆ペン 練習帳 100均
目次

最初の一画を書いた時の緊張

家に帰って、テーブルに筆ペンと練習帳を広げました。

「さて…何から始めよう」

練習帳を開くと、最初のページは「筆ペンの持ち方」の説明でした。

「え、持ち方から?」

恥ずかしながら、筆ペンの正しい持ち方を、私は知りませんでした。

イラストを見ながら、人差し指と中指で筆を挟むように持って、親指で支える。

「こう…かな?」

なんだか、ぎこちない。でも、イラスト通りに持ってみました。

次のページは、「筆ペンの基本練習」。

縦線、横線、曲線、点、はらい。

「まずは、これからか」

最初の練習は、縦線を引くこと。

薄く印刷された手本の線の上を、なぞっていきます。

筆ペンのキャップを外して、紙に当てました。

そして、ゆっくりと、一本目の線を引きました。

「……わ、ブレてる」

まっすぐ引いたつもりなのに、線がガタガタです。

「やっぱり難しい…」

最初から挫折しそうになりました。

でも、練習帳には書いてありました。

「最初は誰でもうまく書けません。何度も練習することで、自然と手が動くようになります」

「そうだよね、最初からできるわけないよね」

自分に言い聞かせて、もう一度、線を引いてみました。

二本目、三本目、四本目…。

少しずつ、手が筆ペンに慣れてきた気がしました。

「あれ、ちょっとマシになってきたかも」

最初の練習ページを一通り終えた時、小さな達成感がありました。

筆ペン 練習帳 daiso

「あ」を書くのに30分かかった日

基本線の練習を終えて、次は「ひらがな」の練習に入りました。

最初の文字は、「あ」。

「あ、か…。よく書く字だし、簡単そう」

そう思っていました。

でも、実際に書いてみると…全然書けない。

曲線のバランスが取れない。線の太さが一定にならない。最後のはらいが、うまく流れない。

一文字書いて、消しゴムで消して(筆ペンだから消せないので、正確には「書き直して」)、また書いて。

何度書いても、手本のようには書けません。

「なんで、こんなに難しいの…」

イライラしてきました。

「やっぱり、私には無理なのかな」

でも、ふと気づきました。

「待って、私、今まで『あ』の形をちゃんと意識して書いたことがあった?」

よく考えたら、「あ」という字を、じっくり観察したことなんて、ありませんでした。

ただ何となく、習慣で、手を動かして書いていただけ。

「『あ』って、こういう形だったんだ」

改めて、手本をじっくり見ました。

最初の横線の角度、曲線の膨らみ具合、最後のはらいの方向。

一つ一つを意識して、ゆっくり書いてみました。

「あ…できた!」

完璧じゃないけど、さっきまでとは明らかに違う。手本に近づいた。

この一文字に、たぶん30分くらいかけたと思います。

でも、この30分は、無駄じゃなかった。

「ちゃんと見て、考えて、書けば、少しずつ良くなるんだ」

そう気づけた、大切な30分でした。

筆ペン 練習帳 100均

100均の筆ペンで十分なのか?疑問に思った日

練習を始めて、一週間くらい経った頃。

ひらがなを一通り練習して、だいぶ書けるようになってきました。

でも、ふと思いました。

「この100均の筆ペン、品質は大丈夫なのかな?」

文房具店に行けば、もっと高い筆ペンが売っています。500円、1,000円、中には3,000円くらいするものも。

「もしかして、ちゃんとした筆ペンを使った方が、上達が早いんじゃないか?」

そう思って、文房具店に行ってみました。

書道用品のコーナーに、たくさんの筆ペンが並んでいます。

「ぺんてる 筆ペン」800円。有名メーカーです。

試し書きコーナーがあったので、書いてみました。

「おお…すごい」

確かに、書き心地が全然違う。穂先がしなやかで、線の強弱がつけやすい。インクの出もスムーズ。

「やっぱり、こっちの方がいいのかな…」

でも、800円。100均の筆ペンの約7倍の値段。

「今の私に、これは必要なのかな?」

悩みました。

そして、結論を出しました。

「まだ、100均のでいい」

理由は、こうです。

今の私は、まだ練習の初期段階。基本的な筆の動かし方、字の形、バランスの取り方を学んでいる段階。

この段階で大事なのは、「道具の質」じゃなくて、「練習の量と質」。

高い筆ペンを買っても、練習しなければ意味がない。

それに、100均の筆ペンでも、十分練習はできている。実際、一週間前よりは、明らかに字が上手くなっている。

「ある程度上達してから、もっと良い筆ペンに挑戦すればいい」

そう決めて、文房具店を後にしました。

この判断は、正解でした。

筆ペン 練習帳 100均

練習帳を3冊終えた頃の変化

最初の練習帳を終えて、2冊目を買いました。また110円。

2冊目は、少し難易度が上がって、「よく使う漢字」の練習でした。

「住所」「氏名」「御祝」「御礼」など、冠婚葬祭でよく使う言葉。

「これが書けるようになりたかったんだよ」

モチベーションが上がりました。

毎晩、寝る前に30分。テレビを消して、静かな部屋で、筆ペンを持つ。

最初は「義務」みたいに感じていたけど、だんだん「楽しみ」に変わってきました。

無心になれる時間。一日の終わりに、自分と向き合う時間。

そして、2冊目を終えて、3冊目へ。

3冊目を終えた頃、ふと気づきました。

「あれ、字が…変わってる」

普段、ボールペンで書くメモやノート。その字も、以前より整っている気がしました。

筆ペンで練習したことが、普段の字にも影響していたんです。

バランスの取り方、線の引き方、字の大きさの揃え方。

筆ペンで意識していたことが、自然とボールペンでも活きていました。

「練習、効果あるんだ…」

嬉しくなりました。

初めて人前で筆ペンを使った日

練習を始めて、約3ヶ月。

また、友人の結婚式がありました。

ご祝儀袋に名前を書く時、私は筆ペンを手に取りました。

「大丈夫、練習したんだから」

でも、手が震えました。

練習帳に書くのと、本番のご祝儀袋に書くのとでは、緊張感が全然違います。

「失敗したら、書き直せない…」

深呼吸をしました。

練習の時のことを思い出しました。筆の持ち方、手の動かし方、字のバランス。

「ゆっくり、丁寧に」

一画ずつ、慎重に書きました。

名字の三文字。名前の二文字。

最後の一画を書き終えて、筆ペンを置きました。

「…できた」

完璧じゃない。でも、3ヶ月前の自分が書いた字とは、明らかに違いました。

線がまっすぐ引けている。バランスが取れている。字が生きている。

「上手くなってる…!」

自分の成長を、実感できた瞬間でした。

結婚式当日、受付でご祝儀を渡した時、受付係の友人が言いました。

「わあ、字が綺麗。練習した?」

「え、わかる?」

「わかるよ。前よりずっと上手になってる」

褒められて、顔が熱くなりました。

でも、すごく嬉しかった。

「練習してきて、よかった」

心からそう思いました。

練習帳が進化していることに気づいた

練習を続けていくうちに、ダイソーの筆ペン練習帳が、種類豊富だということに気づきました。

「基本のひらがな・カタカナ」 「実用漢字」 「美文字練習帳」 「冠婚葬祭の筆ペン」 「般若心経の写経」

など、いろいろなテーマの練習帳が出ていました。

「こんなにあったんだ」

それぞれ、目的別に作られています。

私は、次に「冠婚葬祭の筆ペン」を買いました。

のし袋の書き方、住所の書き方、芳名帳の書き方など、実用的な内容が詰まっていました。

「これ、まさに私が必要としてたやつ」

練習していくうちに、「こういう場面で、こう書けばいいのか」というのが、具体的にわかってきました。

ただ字を綺麗に書くだけじゃなくて、「どういう場面で、どう書くか」という実践的な知識も身につきました。

さらに驚いたのは、練習帳の質が、以前よりも良くなっていたことです。

最初に買った練習帳は、シンプルな手本と練習スペースがあるだけでした。

でも、新しく出た練習帳は、「ポイント解説」や「よくある間違い」なども載っていて、より丁寧に学べるようになっていました。

「100均も、進化してるんだな」

利用者の声を聞いて、商品を改良しているんだろうな、と感じました。

110円とはいえ、ちゃんと考えて作られている。

そのことに、感心しました。

筆ペンの種類も試してみた

練習に慣れてきた頃、ダイソーの筆ペンにも、いくつか種類があることに気づきました。

「毛筆タイプ」 「硬筆タイプ」 「中字」 「細字」 「カラー筆ペン」

など、用途に応じて選べるようになっていました。

最初に買ったのは、「毛筆タイプ・中字」でした。

穂先が柔らかくて、書道の筆に近い書き心地。

でも、練習を重ねるうちに、「硬筆タイプ」の方が、私には合っているかもしれない、と思うようになりました。

硬筆タイプは、穂先が硬めで、ペンに近い書き心地。コントロールしやすい。

試しに買ってみると、確かに書きやすい。

「これ、いいかも」

それからは、硬筆タイプをメインに使うようになりました。

また、細字タイプも買ってみました。

これは、小さな文字を書く時や、手帳に書き込む時に便利でした。

「筆ペンって、こんなに種類があるんだ」

そして、どれも110円。

気軽に試せるから、自分に合ったものを見つけられました。

もし、これが1本1,000円とかする筆ペンだったら、たぶん一種類しか試さなかったと思います。

「安いから、いろいろ試せる」

これも、100均の良さだと実感しました。

写経に挑戦してみた

練習を始めて、半年くらい経った頃。

「般若心経の写経」という練習帳を見つけました。

「写経か…」

お寺で、お坊さんが静かに書いているイメージ。すごく難しそう。

でも、興味はありました。

「字の練習にもなるし、心も落ち着きそう」

110円だし、とりあえず買ってみました。

家に帰って、ページを開きました。

般若心経の文字が、薄く印刷されています。276文字。

「これを、全部なぞるのか…」

長い。でも、やってみることにしました。

静かな夜。テーブルに練習帳を広げて、筆ペンを握りました。

「摩訶般若波羅蜜多心経」

最初の一文字から、ゆっくりと書いていきます。

一文字、一文字、丁寧に。

途中で、意味はわからないけど、不思議と心が落ち着いてくるのを感じました。

無心になる。余計なことを考えない。ただ、文字を書く。

「これが、写経か…」

一枚書き終えるのに、1時間くらいかかりました。

でも、達成感がありました。

「もう一回、やってみよう」

それから、週に一度、写経の時間を作るようになりました。

忙しい日常の中で、写経をする時間は、自分を見つめ直す時間になりました。

字の練習以上の、何か大切なものを得た気がしました。

母にプレゼントしたら喜ばれた

ある日、実家に帰った時、母が言いました。

「最近、あんたの字、綺麗になったね」

「え、わかる?」

「わかるよ。前はもっと…ごめん、汚かったもん」

「ひどい(笑)」

「でも、本当に上達したね。何かやってるの?」

「筆ペンで練習してる。100均で練習帳とか買って」

「へえ、100均にそんなのあるんだ」

母は興味深そうに聞いてきました。

「私も字が下手だから、やってみようかな」

「じゃあ、今度買ってくるよ」

次に実家に帰る時、筆ペンと練習帳を買っていきました。

「母の日のプレゼント。合計220円だけど」

「ありがとう。これで練習してみる」

それから数ヶ月後、母から手紙が届きました。

封筒の宛名を見て、驚きました。

「お母さん、字が上手くなってる…!」

明らかに、以前より丁寧で、整った字でした。

手紙の中には、こう書いてありました。

「あなたにもらった練習帳で、毎日少しずつ練習してるよ。字を書くのが楽しくなってきた。いいプレゼントをありがとう」

嬉しくなりました。

220円のプレゼントが、母にとって、こんなに価値あるものになったなんて。

「お金じゃないんだな」

大切なのは、気持ちと、その人が必要としているものを贈ること。

そのことを、改めて学びました。

職場でも字を褒められるようになった

練習を始めて、約1年。

職場で、手書きの書類を上司に提出した時、言われました。

「字、綺麗だね」

「え、ありがとうございます」

「昔から字が上手だったの?」

「いえ、実は…練習したんです」

「そうなんだ。努力が見える字だね。好印象だよ」

上司にそう言われて、自信がつきました。

それから、会議の議事録を手書きで書く時も、お客様へのお礼状を書く時も、以前より堂々と書けるようになりました。

「字が綺麗だと、それだけで印象が良くなる」

そのことを、実感しました。

特に、手書きの文字には、その人の人柄が出ます。

丁寧に書かれた字は、「この人は丁寧な仕事をするんだろうな」という印象を与えます。

逆に、雑に書かれた字は、「雑な仕事をするのかな」と思われてしまうかもしれません。

「字を練習して、本当によかった」

仕事の面でも、プラスになっていることを感じました。

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